「そんな昔」の話でも
2026年02月02日 09:00 取材ノート
3月に東京大空襲から81周年を迎える。
1945年3月10日に発生した空襲では、米軍の爆撃により1万人に及ぶ朝鮮人が命を落とした。
21年からは毎年、有志たちの追悼事業として「東京大空襲犠牲者の名前を読み上げ、心に刻む集い」が行われている。昨年の集いでは、185人の朝鮮人犠牲者の名前が読み上げられた。
約1年前の話になるが、当時の現場で、日本で学ぶ韓国のある留学生の話を聞いたことを思い出した。
かれは「異国に強制的に連れて行かれ、空襲の被害を受けた先祖たちの過去の悲しみは耐えられるものではない」と切実に語った。
しかし一方で、