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〈70年の自負、100年への自信⑭〉朝大同窓会・李英一会長インタビュー

2026年01月28日 08:00 民族教育

「小さな真心を、大きな力に」/学生寮建設事業に6千人を

今年迎える朝鮮大学校創立70周年記念事業の一環として、学生寮建設事業が推し進められている。同事業のための募金運動で中心を担っているのが朝大同窓会だ。学生寮建設委員会の共同委員長を務める朝大同窓会の李英一会長(政治経済学部、1984年卒、広島県商工会・会長)に、同窓会の取り組みと今後の展望について聞いた。(聞き手・李永徳)

Q. まず同窓会会長を務めることになった動機について聞かせてください。

朝大同窓会・李英一会長

2020年1月の同窓会第10回総会を機に会長を務めることになったが、同窓会の前会長である故・洪南基氏や学部別同窓会の責任者らの熱い思いを受けて重責を担う覚悟を固めるようになった。

何より大きかったのは、アボジ(故・李実根さん、2020年3月逝去)の言葉だった。広島県朝鮮人被爆者協議会の会長を務めたアボジは、2010年頃まで5千回に渡り講演活動を続けた。最後の講演の場は、ウリハッキョに通ったことがないアボジが強く憧れた朝大だった。「一番ふさわしい場所で、一番ふさわしい子どもたちに、一番ふさわしい話をすることができた」と語るその姿を見て、自分は朝大のために何ができるのかと自問した。

病床にいるアボジに同窓会会長を務める決意を伝えると、「お前ようやった。絶対に頑張れよ」と激励の言葉をかけてくれた。それが生前に交わした最後の会話だった。恩返しの気持ちも胸にしまいながら、同窓会会長の職を務めている。

Q. 同窓会の役割や会長就任後の活動について聞かせてください。

朝大は創立以来、1万8千人を超える卒業生たちを輩出してきた。その卒業生たちを独自のネットワークで繋ぎ、母校の強化・発展に寄与するのが同窓会の大事な役割だと考えている。

同胞社会を取り巻く状況が変わる中、過去と同様の活動方法では限界がある。だからこそ、「小さな真心も集まれば、大きな力になる」という考えのもと、同窓会の活動をいかに大衆運動として進めていくかを模索してきた。

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