理想と現実の狭間で
2025年09月12日 10:00 取材ノート先日、総聯西東京・東部支部の夜会を総括する場に足を運んだ。
利益重視ではない「同胞還元型」をコンセプトにした夜会は、「ウリ民族フォーラム2024in西東京」をきっかけに東部地域青商会が中心となって始まったイベント。今年8月の第2回夜会は総聯、朝青、女性同盟支部の代表も実行委に参画し、支部の一大イベントとなった。その総括では収支報告にはじまり、「朝大で行われるから子どもたちと安心して参加できる」といった参加者の声が共有された。
暑さ対策の面では開催日の調整案が持ち上がった。実際に日本の夏祭りは5月などに前倒して開催される事例も。しかし、青商会の年間事業との兼ね合いから開催日の調整は難しく、西日を防げる講堂前の芝生で開く案が浮上した。だが、そうした場合には照明などの諸問題が引っかかる。実行委員たちは頭を悩ませながら改善策を模索していた。