公式アカウント

韓亮昊選手がプロ初のタイトル/大阪朝高卒のボクサー

2025年05月02日 09:05 スポーツ

転向4戦目で

プロ転向後初のタイトルを獲得した韓亮昊選手(左)

プロボクサーの韓亮昊選手(27、六島ジム、大阪朝高卒)が4月26日、韓国で行われたIBFインターナショナルスーパーフライ級王座決定戦で、ラミル・ロダ(フィリピン)を9回2分4秒でノックアウトし、同級王者に輝いた。

朝高、大学ボクシング部で主将を務めた韓選手は、2019年に行われた台北カップ国際ボクシングトーナメント56㌔級に朝鮮代表として出場し、金メダルを獲得。22~23年には、2年連続で全日本社会人ボクシング大会優勝、全日本ボクシング選手権大会3位に入賞した実績を持つ。22年には朝鮮の体育名手称号を受賞した。

プロ転向後3戦3勝2KOの韓選手は、4戦目にして初のタイトルマッチをつかんだ。

序盤から激しいパンチの応酬が続く中、9ラウンド後半、サウスポーの韓選手が放った左ストレートの連打にラミロがダウン。相手はそのまま立ち上がることができず、試合終了のゴングが鳴り響いた。

この日の勝利で世界ランキング入りを果たした韓選手は、「初のタイトル挑戦で今までにない緊張感で試合を迎えた」としながら、「中盤には体力も消耗したが、必ずタイトルを奪取する精神で戦った。今後は世界王者を目指し一層トレーニングに励みたい」と、世界挑戦を視野に捉えた。

【在日本朝鮮人ボクシング協会】

Facebook にシェア
LINEで送る