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“遅い春がやってきた”/梁淑子

2025年04月21日 10:00 それぞれの四季

2025年4月18日。大阪中高新校舎にて2025年度入学式が行われた。

こんなにも「春」が待ち遠しかった年はない。春の代名詞と言えば桜だが、桜の開花は本格的な春の訪れを告げてくれる。夏になると翌春に向けて花芽を形成し、冬の突入前には、厳しい寒さから身を守るため、「休眠」状態に入るという桜。この状態を解くには、一定期間、低温にさらされる必要がある。そうすることで花芽は休眠から目覚めるが、これを植物学では「休眠打破」と言うそうだ。

大阪中高も新校舎完成まで、“厳しい寒さ”、紆余曲折が数多くあった。

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