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〈私が見た朝鮮 2〉エレナ・バビチさん(ロシア)

2024年06月20日 16:30 私が見た朝鮮

新型コロナウイルス対策が世界的に緩和されるにつれ、朝鮮を訪れる外国人が徐々に増えてきた。実際に足を運んでこそ、先入観や固定観念にとらわれずその国を正しく知ることができる。アジア、アフリカ、ラテン・アメリカなど世界各国の人々が見た朝鮮の素顔、現地で抱いた思いとは

幸せそうな人々の姿忘れない

朝鮮の子どもたちと写真に収まるエレナ・バビチさん(写真はすべて本人提供)

私が初めて朝鮮を訪問したのは2007年、サンクトペテルブルクでロシア自由民主党会派を率いて立法議会の副議長を務めていた時だった。議員として、朝鮮の人々が経済制裁の下でいかに生活し、資本主義の巨人に抵抗しているのかを見て理解することはとても重要だった。また、チュチェ思想や先軍政治についても関心があった。

西側メディアが取り上げる朝鮮に関する情報は、その多くが露骨かつ粗雑にでっち上げられたもの。私は朝鮮の人々が本当はどのように生きているのかを知りたかった。

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連載「私が見た朝鮮」