「中1」/玄明淑
2024年06月07日 16:18 それぞれの四季今年度は7年ぶりに中級部1年生の担任になった。この6年間ずっと2、3年生を受け持ってきたので、毎日が新鮮でとても楽しいし、忙しい。もちろん授業で毎年全学年を担当しているが、朝読書から帰りのホームルームまで一緒に過ごす担任の醍醐味は、生徒と共に呼吸し同じ時間を共有しながら、生徒たちの変化や成長を近くで目撃できることである。
入学式の日、中級部の生活に好奇心と期待に胸膨らませ、私の一言一句にも集中していた24人の眼差し。2カ月が経った今もその表情を思い返すと、自然と笑みがこぼれるし同時に気が引き締まる。大阪民族教育の再編成と中高の新しい教育理念を信じて応援してくださる保護者の思いに応えるためにも、そして何より未来ある次世代の溢れる可能性をウリハッキョのフィールドで花咲かせられるよう、教員としての責務を胸に刻もう。