「第26回在日同胞登山・散策の集い」

各地の同胞登山愛好家が一堂に

馬籠峠での記念写真

在日本朝鮮人登山協会が主催する「第26回在日同胞中山道大登山・散策の集い」（中央登山会、協賛＝ハナ信用組合、金剛保険株式会社）が12～13日にかけて行われた。登山協会の金載英会長をはじめとする北海道から中四国地方まで、日本各地から89人の同胞登山愛好家たちが参加し、登山と散策を楽しんだ。

1995年8月20日に結成された在日本朝鮮人登山協会は、継続的に登山・散策の集いを開催し、同胞たちの健康促進のための取り組みを活発に行ってきた。また、地域の登山協会も頻繁に登山の集いを設け、同胞たちの絆を深める活動を展開してきた。

12日、長野県下伊那郡阿智村の温泉旅館に集まった各地の参加者たちは、昨年8月の中央登山会以来の再会を喜び、温泉で長旅の疲れを癒した。夜には宴会が行われた。

宴会では踊りの輪が広がった

宴会であいさつをした金載英会長は、各地で活動を維持してきた役員や会員らに感謝を伝えながら、今後も積極的に活動を展開し、登山協会を老若男女の同胞たちが集う組織に築いていこうと呼びかけた。

宴会では、各地の登山協会会員の紹介や歌手の全明華さん、舞踊手の崔成樹さん、チャンセナプ奏者の李文基さん（金剛山歌劇団所属）による公演が行われた。

翌13日はあいにくの雨だったが、参加者たちは

「登る喜び」「歩く喜び」にあふれ／第26回同胞登山・散策の集い