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朝大学部別同窓会総会 相次ぎ開催/政経学部創設60周年記念行事も

2023年11月22日 14:41 民族教育

世界唯一の海外同胞大学を輝かせよう

民族教育の最高学府であり世界唯一の海外同胞大学である朝鮮大学校の事業をさらに改善・強化させる動きが活性化している。とくに学部別同窓会総会が相次ぎ開催され、卒業生たちの団結をいっそう強化して2026年に迎える朝大創立70周年を輝かせるための態勢を整えている。19日には政治経済学部創設60周年記念行事が20、30代を中心とする卒業生の参加のもと、同校で盛大に行われた。

卒業生たちの団結強化

政治経済学部同窓会第7回総会が8月25日、都内で行われた。

韓東成学長、金奉吉会長をはじめとする同窓会役員、歴代会長など元役員と各期の代表ら約100人が参加した。

事業報告を行った金奉吉会長は、この6年間、卒業生たちの連帯強化、学生たちの学業支援、大学創立65周年記念事業など大学の教育環境改善を支援する事業において、政治経済学部が先頭に立ってきたことを誇らかに総括した。

総会では姜泰龍会長(31期)をはじめ22人の役員を選出した。

あいさつに立った姜泰龍新会長は、同窓会事業の柱に朝青活動家への支援を含めることに言及し、大学創立70周年に向けた事業で政治経済学部が先頭に立っていこうと熱く呼びかけた。

理学部同窓会役員に選出された卒業生たち

一方、理工学部同窓会第3回総会が9月3日、東京中高で行われた。

朴俊英副学長、呉敬訓会長をはじめ同窓会役員と各期代表らが、オンラインを含め約40人参加した。

呉敬訓会長の事業報告に続いて、同窓会活動を拡大・発展させるための意見交換が活発に行われた。参加者たちは、何よりも卒業生たちの日常的な情報交換と交流が同窓会発展において重要だとの認識のもと、迅速に情報共有する対策を討議。また、会費制を導入することに合意した。

今月18日には理学部同窓会第3回総会が朝大で行われた。

李孝光会長をはじめ各期の代表など38人が参加した総会では、理数系の教員支援事業をはじめ2016年以後の2期事業が報告された。

総会では朝鮮大学校同窓会の李英一会長から寄せられた祝電が紹介された後、姜武勇会長(34期)をはじめ18人の役員が選出された。

姜武勇新会長は、会員の拡大や民族教育支援など3期事業の構想を述べ、卒業生たちの力と心を合わせていく決意を表明した。

総会に先立ち、理学部卒業生の講演があり、また総会後には校内で焼肉会が行われた。参加者たちは交流を深めながら、母校と後輩たちのため役割を果たしていく決意を新たにした。

次世代がさらなる活躍を

政治経済学部創設60周年行事に参加した歴代学部長、卒業生、同学部教員と在校生たち

政治経済学部創設60周年記念行事に、総聯中央の裵眞求副議長兼事務総局長をはじめとする歴代学部長、同学部連合同窓会の役員、韓東成学長をはじめとする大学教職員、同学部をはじめとする朝大の在学生、同学部52~65期卒業生、各地の朝青の専従活動家ら500人が参加した。

記念行事では朝鮮民主主義人民共和国国歌の奏楽につづいて李泰一学部長があいさつした。

記念行事1部では、同学部卒業生である総聯奈良県本部の邵哲珍委員長(29期)と、総聯兵庫・姫路西支部の徐正斗委員長(45期)による座談会と、同学部の在学生が出演する公演が行われた。

記念行事2部では、230人の参加のもと、52~65期卒業生らによる新世代交流会が行われ、同学部学生らに寄付金が伝達された。

政治経済学部52〜65期の卒業生たちが一堂に会した(2部交流会)

59期卒業生である朝青東京都本部の金志弘委員長は「政治経済学部に施してくれた祖国の愛情を胸に刻み、いっそう朝青活動に励みたい。特に、朝青東京が同胞社会を若さで躍動させ、総聯隆盛の新たな時代を手繰り寄せる運動で先頭に立ちたい」と決意を新たにした。

2023年度の司法試験に合格した朝大研究院の姜希純さん(63期)は「新しい世代が奮闘すれば在日朝鮮人運動の全面的発展期をさらに力強く切り拓けるはずだ。これから政治経済学部卒業生として同胞、学校のために尽力していきたい」と意気込みを語った。

(朝鮮新報)

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