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大衆運動のハブ

2023年10月02日 10:35 春・夏・秋・冬

本紙で連載された「青商会・挑戦と継承の足跡」。 その最終回の取材で会った中央青商会の崔炳琥直前会長の一言が印象的だった。

▼「私たちは同胞たちの力をひとつに集めるハブ(HUB)になれる」。青商会の30、40代は総聯と商工会、女性同盟、朝青と組織的に連携し、ウリハッキョの教育会、アボジ会、オモニ会ともつながる。そのポジションを自覚し懸案解決ための地域運動を盛り上げる旗振り役を果たさなければならない。過去2年間、「新時代・魂!」のスローガンを掲げ、総聯運動の一翼を担った各地の青商会役員、会員たちと会い、虚心坦懐に議論した直前会長の話はリアルで説得力があった。

▼先頃、三重県で行われた「ウリ民族フォーラム」は、総聯の中小本部で大衆運動を活性化させた経験、同胞の力を結集させる青商会活動のモデルを示した。この間、総聯と女性同盟支部で若い世代の常任委員が選出され、朝青支部が再建された。すべての団体が力を合わせ、ウリハッキョのための「一口募金運動」の実績を拡大した。青商会が「ハブ」になり各階層が団結するプロセスの中で、躍動する三重同胞社会の姿を皆が実感できたという。

▼今日付の本紙に崔炳琥直前会長と金敏寛新会長の対談が掲載された。新会長は、成果は引継ぎ、それ以外は方法を改善して進めるという。青商会が挑戦と継承の足跡を繋いで大衆運動の新モデルを量産すれば、総聯隆盛の新時代はそれだけ近づく。(永)

 

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