2編の小説
2023年07月21日 09:53 春・夏・秋・冬朝鮮人民は朝鮮戦争をなぜ祖国解放戦争と呼び、7月27日を戦勝記念日として祝うのか。これを知るには2編の小説が参考になる
▼1950年6月25日、38度線を越えてきた李承晩傀儡軍の侵攻は突然のことではなかった。46年から始まった武装挑発は段階的に拡大し、49年には2610回におよんだ事実からも明らかなように、「北侵統一」を叫ぶ狂信的な政権とそれを操る米国のシナリオに沿ったものだった。叢書「不滅の歴史」の長編小説「50年夏」(90年3月31日発行)は、この時期を舞台にしたものだ。当時主席は、「敵の野蛮な侵略戦争にわれわれは正義の解放戦争で応えなければならない」と、戦争の性格を明確に述べている