市民団体が県に申請／朝鮮人追悼碑の設置・管理許可求め

県立公園「群馬の森」（群馬県高崎市）の朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑を管理する関係者らが12日、新たに追悼碑の設置・管理許可を求める申請書を山本一太県知事宛に提出した。

碑を巡っては、群馬県が2014年に設置期間の更新不許可としたことは不当であるとし、市民団体らが不許可処分の取り消しを求めて同11月に提訴。18年の一審判決では県に処分取り消しが命じられたが、21年の二審判決では原告側の請求が全面棄却された。そして昨年6月に最高裁は上告を棄却し原告側に碑の撤去を命じた。