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わたしたちの国歌

2023年04月15日 07:00 春・夏・秋・冬

藍紅色の国旗が揚がり国歌が鳴り響くとき、心に浮かぶのは金日成主席の姿だ。

▼くにの主人となった人民のために、堂々たる祖国の歌をつくろう。朝鮮が解放された翌年の秋、主席は何人かの作家を呼び、国歌の創作には作詞家や作曲家だけでなく、望むなら誰もが参加するようにしなければならないと方針を示したとされる。そして、わが国は本当に美しい国であり地下資源も無尽蔵だと、朝鮮人民は五千年にわたる悠久の歴史と絢爛な文化を持ち、搾取と抑圧から解放され今日は、自ら政権を握り、富強祖国建設のためにすべてを捧げて闘っていると、国歌に盛り込むべき内容について言及したという。

▼朝鮮民主主義人民共和国の最初の世代は、国歌に「真理で 固めしこころ 世界に 先駆けん」という一節を刻んだ。続く世代も、国歌に込められた誇りを胸に、その道を突き進んだ。 時は過ぎ、その歌詞は現実になった。 領土は小さく人口も多くない国が、世界秩序の再編という大きな潮流の真ん中で、正義と真理の守護者として振舞っている。 覇権主義が横行する国際社会で「唯一超大国」の妄想を抱き続ける「悪の帝国」に堂々と立ち向かう朝鮮の姿を世界の人々は目撃している。

▼国歌を斉唱する時、人民は崇高な感情に包まれる。異国に住む総聯のイルクン、同胞もそうであろう。国家の一節、「すべて捧げ この地 永遠に守らん」。誇らしい祖国のための献身を強く決意する瞬間だ。 (永)

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