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使命感を胸に、期待に応える決意/2023年度朝大入学式

2023年04月14日 10:37 民族教育

新入生、在学生らとの記念写真

2023年度朝鮮大学校入学式が10日、同校講堂で行われた。総聯中央の朴久好第1副議長兼組織局長、宋根学副議長兼教育局長、姜秋蓮副議長兼女性同盟中央委員長、中央団体・事業体の代表、同校の韓東成学長、李清敏副理事長(総聯鹿児島県本部委員長)をはじめとする教職員と新入生、保護者、在校生らが参加した。

式ではまず、朝鮮民主主義人民共和国教育委員会から寄せられた祝電を、宋根学副議長が紹介した。

朴久好第1副議長が祝賀のあいさつを述べた。

第1副議長は、新入生と保護者らを心から祝福するとともに、新入生たちは、総聯が在日朝鮮人運動の新たな全盛期、総聯隆盛の新時代を切り拓いてる意義深い年に朝鮮大学校で学ぶことになるとしながら、大学での貴重な学びの日々は二度と戻らないことを肝に銘じ、学校生活を送らなければならないと強調した。

第1副議長は、新入生らが在日朝鮮人運動と同胞社会の未来を担う抱負、美しい夢と理想、たゆまぬ情熱を抱き、勉学に励んでほしいと激励した。

祝福のなか入場する新入生たち

続いて韓東成学長が報告を行った。

学長は、2023年度の学生募集において、大学の教育水準と魅力を広く宣伝する一方で、「推薦入試」や「入学前教育」といった新たな試みに取り組んだ結果、各地の朝鮮高級学校出身生を中心に、日本の高校を卒業した同胞生徒らを含む幅広い同胞生徒たちが入学することになったと話した。そして今後、すべての教職員が時代のニーズに沿って、学生たちを熱心に育てることにより、同胞、保護者たちの期待に応えていきたいとした。

希望いっぱいの新入生たち

新入生を代表し、政治経済学部の姜進一さん(東京中高卒)が決意表明を行った。

姜さんは、朝鮮創建75周年を迎える意義深い年に入学した新入生らしく、時代と民族の前に課せられた使命感を胸に、同胞、保護者たちの期待に応えていくと述べた。

(文=全基一、写真=盧琴順)

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