公式アカウント

〈究明と継承〉公的史料が記した虐殺―1923年のあの日

2023年03月31日 09:00 歴史

80年代に行われた遺骨発掘調査

研究者のみならず市民運動家たちは、虐殺当時を知る目撃者や体験者などの証言とともに、膨大な史資料を掘り起こし全貌を明らかにしようとした。その一方で、当時の虐殺を、時の政府や行政はどのように扱ったのか。震災直後と現代における政府や警察、行政関連の史料を確認してみたい。

震災直後

①国立国会図書館憲政資料室『旧陸海軍関係文書』「変災災害3 震災関係(二)」((西崎雅夫氏作成「関東大虐殺の責任の所在を史料と証言から探る」より参考・引用)

海軍無線電信所船橋送信所から全国への送信

呉鎮副官宛打電9月3日午前8時15分了解

各地方長官宛 内務省警保局長出

東京付近の震災を利用し、朝鮮人は各地に放火し、不逞の目的を遂行せんとし、現に東京市内に於て爆弾を所持し、石油を注ぎて放火するものあり。既に東京府下には一部戒厳令を施行したるが故に、各地に於て充分周密なる視察を加へ、鮮人の行動に対しては厳密なる取締を加へられたし

戦後(1970~2000年代)

Facebook にシェア
LINEで送る