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初物の野菜を供給/咸鏡南道の連浦温室農場

2023年02月21日 11:20 経済

連浦温室農場で収穫された野菜が咸鏡南道の市民たちに供給されている(労働新聞)

昨年10月に竣工した咸鏡南道連浦温室農場で初物の野菜が収穫された。

同農場の建設は昨年の最重要建設政策課題として推進され、朝鮮労働党創建77周年に際して完工。280ヘクタール(東京ドーム約60個分)の敷地に850余棟の温室を有する世界最大規模の温室農場には、1千余世帯の住宅、学校、病院などが併設されている。

金正恩総書記は農場建設に深い関心を注ぐだけでなく、今年1月中旬には野菜生産に求められる天然有機質を含んだ大量の肥料を農場に送るなどして、関係者たちを鼓舞した。一方、咸鏡南道では野菜栽培と経営管理の水準、従業員たちの技術を向上させるための事業を積極的にサポート。これらのバックアップのもと、農場の活動家と従業員たちは気温が急激に下がる冬場の気候条件に注意を払いながら、生産活動に力を注いできた。

その結果、農場では作物の種類を多様化し、生産性の高い品種を広く栽培することに成功。労働新聞によると、12日からトマトや白菜、ほうれん草などを収穫し、新鮮な温室野菜を光明星節(216日)に際して咸興市民に供給した。野菜を受け取った咸興市の勤労者たちは、「経済建設と人民生活の向上に向けられた党中央の期待を改めて実感し、党中央委員会第8期第6回総会の決定を貫徹していく決意を新たにしている」という。

(朝鮮新報)

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