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「あ、ごめんなさい。うちのサークル、日本の方は入るの難しいんです」―約10年前の春、大学の在日朝鮮人学生サークルを訪ねた私に対して掛けられた言葉だ。人生はじめての父以外の在日同胞との出会いであった。これがのちに総聯組織(留学同)・同胞社会との出会いに繋がる。
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