かけがえのない3要素/司空晨
2022年12月09日 08:09 論説・コラム それぞれの四季分会長を任されて4年が過ぎるのだが、この4年間で私は本当に恵まれていると実感している。
今、微力ながらも分会長をしていられるのは先代、先輩たちが築いた礎があるからに他ならない。
無から有を創造した愛国先代たちの苦労を思えば、同胞コミュニティとして分会がすでにある状況で分会活動をしている私は恵まれていると思う。
また私たち分会委員たちの素朴な活動に対して、いつも支持、応援、呼応してくれる同胞たちが大勢いる状況も恵まれている。
訪ねればいつも笑顔で温かく迎えてくれる同胞たち、コロナ禍初期、対面訪問がはばかれるのにも関わらず家に入れてくれ、真夏でも熱いコーヒーを出してくれる同胞。余談だが、私の訪問ルートの最後となるその家で、真夏の炎天下を自転車で10kmほど走った後の熱いコーヒーはちょっと堪える。
そして分会で行事などを企画した後、必ずと言っていいほど「準備は大変だったけれど同胞たちの楽しそうな姿、笑顔を見ると行事を企画して良かった、分会委員をして良かった」と素直に言ってくれる分会委員たち、いつも前向きに何ごとも建設的に取り組んでくれる分会委員たちがいてこそ私は何とか分会長をしていられる。
そう、私は恵まれているのだ。
(総聯西東京・東部支部西武分会長)