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変化を記せているのか

2022年11月25日 13:00 取材ノート 論説・コラム

10月中旬、朝鮮大学校の学生たちが行う経済機関実習を取材するため仙台を訪ねた。仙台を訪問したのは10年ぶりで、記憶する限り取材では初だった。思えば前回は大学4年の頃。東日本大震災直後の東北初中を訪ね、瓦礫の撤去や校内の整理など地元の同胞たちとともに行っていた。

この間、筆者以外の記者たちが訪ねてきた地域ではあったが、県商工会の職員が運転する車で久しぶりに学校を訪ねたとき、深く反省した。学校周辺の風景は、学生時代にみた当時とはもちろん変わっている。この変わりゆく同胞社会の現状を、現地の同胞たちの生きた声を、自分はこれまでどれほど紙面に反映できただろうか…。

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