生徒と講師に共通する思い/いばビジ収益化ウリハッキョ支援プロジェクト
2022年09月26日 09:00 民族教育人材紹介が学校支援に
生徒の提案をきっかけに始まった「いばビジ収益化ウリハッキョ支援プロジェクト」。同プロジェクトには、その提案に至るまでにも対象者の需要を調査するなど、丹念な準備過程が設けられた。
茨城初中高ビジネスコースの調べによると、直近20年の同校高級部卒業生のうち、茨城に居住する同胞は全体の12%。北関東、新潟、東北、福島の各地から生徒が集まる関係上、卒業後は、地元に帰る人や、東京で就職する人など、その多くが県外へ散らばってしまうという。そのため、「母校に貢献したいけど離れていてできない」「やり方がわからない」など、卒業生たちからは、学校支援といえど、そのハードルの高さに対する声があがっていた。