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青銅器時代の墓遺跡を発掘/羅先市羅津区域で

2022年07月13日 14:25 共和国

11日発朝鮮中央通信は、羅先市羅津区域海洋洞の草島で最近、青銅器時代の遺跡が新しく発掘されたと伝えた。

社会科学院考古学研究所では、羅先市民族遺産保護部門との連携の下、遺跡の調査を行う過程に青銅器時代の墓遺跡を発掘した。

羅先市で出土した遺物(朝鮮中央通信=朝鮮通信)

通信によると、墓は長方形の穴の中に木棺を埋めたもので、深さ50センチ程度。墓からは2人分の人骨と20余点の遺物が発掘され、人骨は、頭蓋骨の縫合状態と関節部位の特徴からして、20~30歳の男性と女性のものと認められる。

頭蓋骨の形態を見ると男子は短頭形、女子は短頭形に近い中頭形で、青銅器時代の朝鮮旧類型人でのみ見られる固有の特徴である。

これは、朝鮮で新人段階から形成され始めた固有の特徴が新石器時代を経て青銅器時代へ継承されたことを実証している。

通信は、「青銅器時代の遺跡と遺物が発掘されたことにより、朝鮮人は大昔からわが祖国の領土で同じ血筋を引いて自らの固有の言語と文化を輝かせながら、独自的に生きてきた英知に富む単一民族であることを再びはっきり実証できるようになった」と指摘した。

(朝鮮新報)

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