人種主義とヘイトを超えて/在日コリアン弁護士協会創立20周年記念シンポ


在日コリアン弁護士協会(LAZAK)創立20周年記念シンポジウム「裁判の中の在日コリアン~日本社会の人種主義・ヘイトを超えて~」が16日、東京都千代田区の全国町村議員会館で行われた。

2001年5月に前身となる在日コリアン法律家協会が設立され、翌02年に現在の名称である在日コリアン弁護士協会への組織改編を経て、今日に至る同協会。「自らのエスニシティーをコリアであると考える全ての在日同胞弁護士の結集体」として、設立以来、在日外国人無年金訴訟をはじめとする裁判支援や意見書・声明の発表、シンポジウムの開催、書籍の出版など、在日同胞の人権と関連した多岐にわたる活動を展開してきた。現在同協会には、日本各地の同胞弁護士や司法修習生ら約140人が参加している。

この日のシンポジウムは、協会創立20周年と、今年3月にLAZAKによる編著本「裁判の中の在日コリアン」(現代人文社)の増補改正版が出版されたことを記念して開催された。

「在日コリアン裁判を振り返る」と題した第1部では、パネリストに田中宏さん(一橋大学名誉教授)と丹羽雅雄さん(弁護士・大阪弁護士会)が登壇。また第2部では、「在日コリアンの裁判と日本社会の人種主義」をテーマに、パネルディスカッションが行われた。コーディネーターを李春熙さん(弁護士・LAZAK会員)が務めるなか、壇上には1部のパネリストらに加え、板垣竜太さん(同志社大学教授)、殷勇基さん(弁護士・LAZAK会員)、金哲敏さん(弁護士・LAZAK会員)が登壇した。

一方、シンポジウムはオンラインでも配信された。

(韓賢珠)