〈群馬追悼碑裁判〉不当判決受け最高裁へ上告受理申し立て、同日付で抗議声明も

“結論ありきの杜撰な判断”

会見のようす

群馬県高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑をめぐり、県が設置期間の更新を不許可にしたのは違法だとして、碑を設置した市民団体が、処分の取り消しなどを求めた訴訟で、県の不許可処分を適法と認め1審判決を取り消した東京高裁判決を不服として同市民団体は6日、最高裁に上告受理を申し立てた。

これと関連して同日、原告の「『記憶・反省そして友好』の追悼碑を守る会」（以下、「守る会」）と代理人弁護士、支援団体が県庁記者クラブで会見を開き、3者共同で抗議声明を発表した。