名料理を新たに登録/スッポン丸煮、チョウザメ冷製煮物など
2021年06月07日 10:36 共和国 主要ニュース朝鮮中央通信によると、朝鮮料理協会で最近、50余種の料理を「朝鮮名料理」「地方名料理」「有名な食堂料理」として新たに登録した。
ファン・ミョンチョル書記長は、これらの名料理には朝鮮人の味覚と嗜好など民族的特性が色濃く反映されているという。
新たに登録された朝鮮名料理には、玉流館で提供しているスッポン丸煮、チョウザメ冷製煮物などがある。これらは、科学性と芸術性を兼ねながらも、朝鮮固有の加工法を生かして、おいしくて栄養価がとても高い料理として人気を博している。
地方名料理は、地元の特色を生かし、質も高いことから人々に親しまれる料理だ。
咸鏡南道咸興市の新興館と東興山区域総合食堂のウズラのミカン香味揚げとクロソイしょう油煮込み、カレイのシッケ(魚を米や大根その他の薬味で発酵させた食物)、慈江道前川郡公共サービス管理所チュンアム食堂の烏骨鶏湯が代表的だ。
ほかにも清流館の緑豆ムク(ゼリー状の食品)サラダ、平壌ホテルのエリンギとカキのしょう油煮、咸鏡南道のタラバエビ煮込み、貝焼きなどが、有名な食堂料理に登録された。
朝鮮料理協会では、料理技術の発展を促すことを目的に毎年、名料理の登録事業を行っている。
(朝鮮新報)