性奴隷名称めぐる答弁書を非難/日本研究所上級研究員
2021年05月14日 11:54 主要ニュース“歴史わい曲の極致”
朝鮮外務省日本研究所の曺喜勝上級研究員(歴史学学会委員長)は11日、外務省HPに「歴史わい曲の極致―日本政府の答弁書」と題した談話を発表し、日本軍性奴隷制の名称をめぐる日本政府の歴史わい曲を非難した。
日本政府は4月27日、「従軍慰安婦」という表現は「誤解を招く恐れがある」として、単に「慰安婦」とするのが適切とする答弁書を閣議決定した。第2次大戦中の朝鮮半島から日本本土への労働者の動員を「強制連行」とひとくくりにする表現も適切でないなどとした。