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初の常勤養護教諭を迎え入れ/京都初級

2021年05月07日 09:00 主要ニュース 民族教育

今年4月、各地の朝鮮学校で新学期がスタートするなか、京都市伏見区の京都初級では、2021年度の教職員に同校で初となる常勤の養護教諭を迎え入れた。

2021年度京都初級の教職員たち(前列左から3人目が曺元実さん。写真は同校提供)

着任したのは曺元実さん(27)。曺さんは、地域の病院で看護師として4年間勤めた後、朝鮮学校の常勤養護教諭になることを目標に病院を退職。昨年、保健師、養護教諭二種免許をそれぞれ取得し、実習を経て今年度から同校で職務にあたる。

今後、保健室の運営ならびに園児・児童らに対する病気やケガの応急処置、心身のケア、保健教育、健康相談活動など専門的な立場から学校全体の保健業務に携わる予定だ。

きっかけは昨年10月に曺さんから、学校側へ同校での教員実習を願い出たことにあった。

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