〈2021年度入学式〉同胞たちの祝福を受け/横浜初級で入学・入園式
2021年04月05日 13:30 主要ニュース 民族教育2021年度横浜初級(付属幼稚班)の入学・入園式が4日、同校体育館で行われた。地域の総聯支部委員長をはじめとする同胞、保護者、教職員、児童ら約200人が参加した。
式では10人の初級部新入生と13人の入園児たちが、参加者らのあたたかい祝福を受けながら入場した。昨年度を区切りに、鶴見幼稚園は同校付属幼稚班に移転。この日は幼稚班が統合されて初めてとなる入園式の場でもあった。
朝鮮の連携学校から送られてきた祝電が紹介された後、慎時男校長によるあいさつがあった。
慎校長は、学校創立75周年を迎えた今年、入学・入園した子どもたちに祝福の言葉を贈りながら「これから先生や仲間たちとウリマルや歌、踊りなどを一生懸命学び、難しいことも怖がらずチャレンジしていきましょう」と話した。
次に、慎校長が新入生たちを1人ずつ呼名した。新入生たちは自分の名前が呼ばれると「イェッ!(はい!)」と大きな声で答えた。場内からは拍手が沸き起こった。
祖国から送られてきた教科書と各団体からの記念品が新入生たちへ手渡された。
在校生を代表して初級部6年の李泰宇さんがお祝いのあいさつに立ち「これから私たちとともに楽しい学校生活を送り、立派な朝鮮人になれるよう学んでいきましょう」と述べた。
新入生を代表して金華那さん、李大龑さんが朝鮮語で「これからウリマルを一生懸命学び、友だちと仲良く過ごします」と決意を述べた。
同校付属幼稚班の2歳班に入園した殷昊蓮さんの母・金賢韡さん(30)は「子どもをウリハッキョで通わせたい」という強い思いから昊蓮さんの入園を決めたという。