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現代的な教員大学を/全国でリニューアル進む

2021年04月21日 12:10 朝鮮半島 共和国 主要ニュース

黄北、咸北、平北など

朝鮮各地で教員大学を新設、リニューアルする取り組みが進捗している。

教員大学とは、小学校および幼稚園の教員を養成する教育機関だ。朝鮮では2018年にリニューアル竣工した平壌教員大学を皮切りに、各道に現代的な教員大学を建設する活動が進められてきた。

最先端の設備が完備された平壌教員大学(朝鮮の今日)

モデル校である平壌教員大学には、AR(拡張現実)、VR(仮想現実)、AI(人工知能)など最先端技術を用いた多機能教室が備わる。リニューアル後は、朝鮮学校教員らで構成された大規模な教職同代表団をはじめとする訪問団がたびたび参観に訪れ、朝鮮大学校教育学部教育学科の学生たちが教育実習を行うなど、民族教育に携わる在日同胞らの新たな学習拠点としても積極的に利用されている。

平壌教員大学で教育実習を受ける朝大教育学部教育学科の学生(2019年5月撮影)

20日発朝鮮中央通信によれば、現在、黄海北道で沙里院教員大学、咸鏡北道で金正淑教員大学、平安北道で新義州教員大学の新設およびリニューアル工事が進められている。

沙里院教員大学では基礎掘削およびコンクリート打ち込みが完了した。

また、金正淑教員大学では2号棟の寄宿舎と食堂、電子図書館をはじめ10余りの建設対象が最終段階で進んでいる。

新義州教員大学では校舎と寄宿舎、食堂の骨組み工事が完了し、現在は体育館の骨組み工事を実施している。

その他の地域でも教育大学の建設に注力し、建設が着々と進んでいると同通信は伝えた。

(朝鮮新報)

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