〈金正恩総書記の活動・2021年3月〉地方の自立的発展の契機

党責任書記の役割強調

金正恩総書記は3月、政治、経済、外交の多分野で精力的な活動を展開した。第1回市・郡党責任書記講習会を指導したほか、平壌市の住宅建設計画や新型のバスを視察。経済分野の視察は被災地復旧現場を除けば昨年7月以来、8カ月ぶりだった。

第1回市・郡党責任書記講習会参加者らと記念撮影する金正恩総書記（朝鮮中央通信＝朝鮮通信）

講習会を連日指導

朝鮮労働党第8回大会の開催後、大会決定を遂行するための積極的な後続措置が続々と講じられる中、3～6日に開かれた第1回市・郡党責任書記講習会は「地方経済と人民生活を発展・向上させるうえで重要な契機」（朝鮮中央通信）となった。朝鮮において市・郡党委員会とは、党の政策を末端で指導・実行する地域拠点だ。国の全般的発展を下支えする役割を担う。