〈春・夏・秋・冬〉標準予防対策
2021年01月26日 10:19 春・夏・秋・冬「新型コロナウイルス」という言葉を聞くようになり1年が過ぎた。しかし依然として日常生活はその脅威にさらされている。「コロナ疲れ」と言われているようだが、どこかで弛緩した予防対策の間隙をぬうように、日本国内では昨年末から感染者数が急増。政府による緊急事態宣言の再発令に先立って医協では、年末から「医協看護部会便り・臨時号(警告)」を発行して「標準予防対策」の徹底を呼び掛けている
▼1年前との相違は新型コロナウイルスについて多くのことが明かされてきたことだ。目に見えないうえに、仮に「いかなる除菌・消毒も効果がない」となればお手上げだが、手洗いやアルコールによる消毒で予防対策が可能である。「手洗い、消毒、マスク着用」は決して稚拙でも小細工でもなく、いまも最善策である
▼医協東日本本部看護部会では「みんなが笑顔で過ごすためには標準予防対策をしっかりと、効果的に根気強く行うことが大切」と呼び掛けている。特に手洗いは感染予防の要であることのほか「ワクチンや特効薬がない現状ではこの標準予防対策こそがワクチンの代わりと言っても過言ではない」ことが強く訴えられた
▼一が十、十が百の精神は、コロナの拡散ではなく、愛族愛国運動の現場でこそ発揮されるべきだ。愛族愛国運動は多くの同胞の手によって成される。標準予防対策をしっかりと、根気強く行っていくことは、愛族愛国運動を推し進めることに繋がっている。(丘)