〈大阪朝高ラグビー部、強豪校への足跡 2〉“誰にも負けへんプライド”/強さの礎築いた草創期
2020年12月11日 14:46 スポーツ 主要ニュース創部から48年、歴史と伝統を築き上げてきた歴代部員たちの功績のもとに、いまや全国区の強豪校に成長した大阪朝高ラグビー部。同部は、12月27日から開催される第100回全国高等学校ラグビー大会(花園、~21年1月9日)へ2年ぶり11回目の出場を決めた。本企画では、「草創期」「中央大会と花園」「名実ともに強豪校へ」の3つのテーマで同部の歩みを振り返り、その魅力と強さの秘訣に迫る。
「強さ」の根底にあるもの
大阪朝高ラグビー部伝統の臙脂(えんじ)と白のユニフォームは、当時、大学トップレベルに君臨した早稲田大学(臙脂と黒)と明治大学(紺と白)のユニフォームを模してデザインされた。「縦の重戦車・明治」「展開ラグビーの早稲田」の異名をもった両チームのように、フォワードとバックスが融合のとれたチームを作りたいという意味を込めた。