公式アカウント

〈学生支援緊急給付金問題〉学生の未来、摘み取らないで/同志社大教授の基調報告

2020年12月03日 16:55 主要ニュース 民族教育

11月30日、「『学びの継続』のための学生支援緊急給付金」(以下、「学生支援緊急給付金」)の対象から朝鮮大学校が除外されていることと関連し行われた立憲民主党の当事者ヒアリング。当日は、朝大生だけでなく同校教員、日本の大学教職員をはじめ、おなじく公的支援制度の対象から外されている朝鮮幼稚園の保護者や識者たちも参加し、文科省の担当職員らに対し、不公平な諸制度の是正を求めた。ヒアリングの場で提出された大学教職員声明の呼びかけ人代表で同志社大の板垣竜太教授による基調報告は、同制度の欠陥と多くの問題点を浮かび上がらせた。

最初から排除される構図

30日に行われた当事者ヒアリングの場で、基調報告を行う同志社大学の板垣竜太教授

板垣竜太教授の基調報告ではまず、同給付金の前提となった「高等教育の修学支援新制度」(「修学支援新制度」)との関連性について解説があった。

Facebook にシェア
LINEで送る