【全文】金正恩委員長が「総聯分会代表者大会―2020」の参加者に祝賀文
2020年11月02日 10:42 主要ニュース 在日同胞11月1日発朝鮮中央通信によると、金正恩委員長が1日、「総聯分会代表者大会―2020」(新たな全盛期第3回大会)の参加者に祝賀文を送った。全文は、次の通り。
日本 東京
「総聯分会代表者大会-2020」(新たな全盛期第3回大会)の参加者に
私は、わが共和国の強大さと不敗さが全世界に誇示されている意義深い時期に、内外の大きな関心と期待の中で開かれる総聯分会代表者大会を熱烈に祝い、大会参加者をはじめ全ての総聯活動家と在日同胞に温かい同胞愛をこめた挨拶を送ります。
総聯分会代表者大会は、在日朝鮮人運動発展の歴史的段階ごとに各階層の広範な同胞大衆の愛国の熱意を大いに発揮させて総聯の大衆的基盤を拡大強化し、多くの愛国課題の遂行において驚異的な成果を収めた誇るべき歴史と伝統を持つ大会です。
世界には海外同胞団体が少なくありませんが、同胞のいる全ての地域に下部末端の基層単位までつくられ、同胞コミュニティーの戸主たちが定期的に集まって盛大な大会まで開く組織はわれわれの総聯しかありません。
これまで分会長をはじめとする総聯分会の活動家は、金日成同志と金正日同志を民族の慈父、生の恩人として高く仰ぎ、祖国の統一と隆盛・繁栄のために、在日朝鮮人運動の強化、発展のために実に多くの偉勲を立てました。
わが同胞の尊厳と利益、生活を侵害し、脅かす弾圧と差別行為が恒常的に存在する異国の厳しい条件と環境は、在日同胞社会にいついっときも平穏と安定をもたらしたことはありませんが、総聯分会の活動家のような、民族自主精神に徹し、自分のものを大切にする熱血の愛国者が多かったので、海外同胞組織のモデルとして輝く今日の総聯があり、愛国・愛族の大河があれほど洋々と流れるのです。
私は、愛国偉業の草創期から今日に至る長きにわたって、総聯の基層組織である分会を建設し、愛国・愛族偉業の大小の重荷を自分の家事のごとく引き受け、誠実な汗と献身をもって社会主義祖国と総聯を支える礎となってくれた第1世代の分会長をはじめ老世代の分会活動家たちに崇高な敬意を表します。
あわせて、わが祖国と総聯が経ている困難をいつも深く理解し、かげひなたなく、他人の評価を気にせずに変わることなく在日同胞社会の振興と在日朝鮮人運動の全面的復興のために自分の貴いものを惜しみなく捧げている総聯の全ての基層組織活動家と愛国的同胞に、祖国人民の熱い激励の心を込めて感謝を送ります。
今日、総聯が担っている重大な任務と同胞社会を徘徊する執拗な挑戦は、同胞の基本生活単位であり、愛国課題の直接的実行単位である分会の機能と役割をいつにもまして全面的に強めることを求めています。