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〈読書エッセー〉晴講雨読・コロナ禍の中の読書/任正爀

2020年11月13日 09:00 文化・歴史 主要ニュース

「晴耕雨読」とは晴れた日は田畑を耕し、雨の日には家で書を読むという、気ままなライフスタイルを意味する言葉である。個人的には普段は仕事をして、余暇に本を読むというイメージを持っている。ゆえに、筆者のおもな仕事は学生への講義なので、「晴講雨読」である。もっとも、筆者にとって読書は仕事と言えなくもないが。

さて、今年春先からのコロナ禍は人々のライフスタイルに大きな影響を与えているが、読書の機会が増えたという人も多いのではないだろうか。そこで、これまで読んだ中で特色ある3冊の小説を紹介したい。

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