党創建75周年慶祝閲兵式開催、金正恩委員長が演説
2020年10月11日 11:23 主要ニュース 共和国 朝鮮半島朝鮮中央通信によると、朝鮮労働党創建75周年慶祝閲兵式が10月10日0時、平壌の金日成広場で盛大に行われた。金正恩委員長が参席し、演説を行った。
金正恩委員長は、朝鮮人民軍名誉儀仗隊隊長の迎接報告を受けて名誉儀仗隊を査閲した。歓迎曲が響く中、金正恩委員長が閲兵式広場の幹部席に姿を現し、歓声を上げる閲兵式参加者と観衆に手を振り、温かいあいさつを送った。
最高人民会議常任委員会の崔竜海委員長、党中央委員会の李炳哲副委員長、金徳訓内閣総理、朴奉珠党副委員長が幹部席についた。
歌謡「かがやく祖国」が演奏される中、党創建75周年を祝う21発の礼砲が発射された。
金正恩委員長が、演説を行った。
委員長は、まず、類を見ない厳しい苦難を切り抜けて一心全力で収めた高価な成果と勝利を抱いて、偉大な10月の祝日を大きな栄光と誇りをもって輝かせた全国の人民と人民軍将兵に心からの感謝と熱烈な祝賀を送った。
また、新型コロナウイルスと闘う全世界の全ての人々に慰労の念を表し、南朝鮮の同胞たちに対しても、1日も早くこの保健危機が克服され、北と南が再び手を携える日が来ることを祈願すると伝えた。
委員長は、党創立を迎えた今年は年初から予期しなかった途方もない挑戦と障害により、実に厳しく、困難をきわめたと指摘。われわれはそれら全てを勇敢に克服し、誇らしく晴れ晴れとした気持ちで意義深いこの場に列したとしながら、世人が驚嘆するこの光景自体が、われわれを悩ませ、われわれの前に立ちはだかっていたあらゆる災難が制圧され、われわれが掲げた正義の闘争目標が立派に達成されたことを示していると強調した。
委員長は、わが党が歩んできた栄光に満ちた75年の歴史を一つ一つ振り返るこの瞬間、今日この席に立てば何から話そうかと考えてみたとし、真に人民に打ち明けたい心のうち、真情は「ありがとうございます!」の一言につきると感謝を述べた。
委員長は、朝鮮で1人の新型コロナウイルス被害者もなかったとことについて言及し、みなの健康な姿を見ると、「ありがとうございます」という言葉以外に言うべきことがないとしながら、世界が驚かざるを得ない今日のこの勝利は、わが人民自らもたらした偉大な勝利であると強調した。
金正恩委員長は、党が、平和守護のための最強の軍事力を築き上げたことについても言及。