〈関東大震災97周年追悼式典〉神奈川・久保山

「未来への責任」果たす

「関東大震災時朝鮮人虐殺97年神奈川追悼会」（主催＝関東大震災時朝鮮人虐殺の事実を知り追悼する神奈川実行委員会）が7日、久保山墓地（神奈川県横浜市）の「関東大震災殉難朝鮮人慰霊之碑」前で行われた。新型コロナウイルスの影響で一般参加はなく、実行委をはじめとする関係者のみで執り行われた。総聯神奈川県本部の高行秀委員長、実行委員会の山本すみ子代表をはじめとする同胞、日本市民ら30人が参加した。

5日に行われた追悼式

追悼会では、犠牲者たちへ黙とうがささげられた後、主催者を代表して山本すみ子代表があいさつした。

山本代表は「未来への責任をないがしろにしないために、私たちは記憶していく。常に記憶しなおしていく」と式典の意義を強調し、「未来への責任」を果たしていくと決意を示した。