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石炭増産で経済建設に拍車/石炭部門の成果と課題

2020年08月26日 16:00 主要ニュース 経済

朝鮮で石炭は「工業の食糧」と言われ、経済の多岐にわたる部門で必要とされる電力の重要な源泉であると同時に、金属、化学工業をはじめ重要工業部門で燃料、原料として使われる。そのため石炭工業は「自立経済の前哨基地」と称され、朝鮮が進める経済建設において重要な位置を占める。目下、正面突破戦(昨年12月の党中央委員会第7期第5回総会で提起)が展開され、より多くの石炭が求められる中、石炭工業省では生産工程の現代化、科学化などを進め、増産に取り組んでいる。

課題は生産の現代化

石炭工業省のリ・ホチョル次官(56)は、昨今の経済建設において石炭工業が重視されるのは第1に、電力生産を支えるエネルギー源であるためだと指摘した。

経済建設において緊要な課題の一つである電力問題。朝鮮の電力供給は水力発電が主だが、同時に、昨今建設事業などが活発に行われる中、増え続ける需要充足のため石炭火力発電を増やすことが推奨されている。水力発電と違って、季節や天候に発電量が左右されない火力発電は安定的に電力を供給できるのが長所だ。

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