英国の独自制裁を非難/朝鮮外務省代弁人
2020年07月12日 15:09 主要ニュース朝鮮外務省代弁人は、英国が朝鮮をはじめとする諸国に対する「世界人権制裁法―2020」を発表(6日)したことと関連し、11日、朝鮮中央通信社記者の質問に答えた。
代弁人は、英国が人権蹂躙に関連する独自制裁法なるものを発表し、「脱北者」が提供した虚偽捏造資料に基づいて、朝鮮の国家保衛省と社会安全省を第1の制裁対象と指定する重大な挑発行為を働いたと指摘。英国の今回の行為は「米国の対朝鮮敵視政策に便乗した汚らわしい政治的謀略である」と非難した。
談話は、米国務省が翌日、制裁法を歓迎する立場を明らかにしたことがその明白な証拠であるとし、「英国が朝鮮の安保に責任をもった機関をあえて制裁対象にしたことに対して、朝鮮に対する乱暴な内政干渉だと強く糾弾し、断固として排撃する」と強調。「いわゆる『独自性』を主張してEUから脱退したなら、米国に追随するのではなく自分の意見を持って行動すべきではないか。英国は、必ず代償を払うことになるであろう」と警告した。
(朝鮮新報)