〈紙上フォーラムに見る正面突破戦 3〉潜在力活かし地域経済活性化
2020年07月15日 13:16 主要ニュース 共和国 経済黄海北道、慈江道
労働新聞の連載「自力更生紙上フォーラム」の見どころの一つは、各道の事業全般を担う道党委員長自らが語る地域経済の建設だ。そこでは、朝鮮労働党中央委員会第7期第5回総会(2019年12月)決定の課題進捗状況や直近の成果が紹介されている。さらに精読すれば、初めて明かされる建設・開発計画もあり、各道における地域建設を知るうえで貴重な一次資料となる。首都・平壌だけでなく地域経済も着実に活性化しているーー。各道党委員長の声を聞けば、そのことを実感できるだろう。
暮らしに直結
紙上フォーラムで各道を特集する際は「すべての道には十分な発展潜在力がある」との通しタイトルで統一されている。タイトルの通り、各道の地理的特性や自然資源、地域産業など、地域特性に基づいて実現可能な課題を示し、その方途について述べられている。
7月15日現在、両江道以外のすべての道が紹介された。今回は、黄海北道、慈江道の道党委員長の報告を紹介する。