〈特集・知って活用しよう、公的支援策〉解説・1人一律10万給付金の申請方法(※動画付き)
2020年05月12日 13:46 主要ニュース新型コロナ感染拡大に伴う緊急経済対策の一環として、日本政府は、1人あたり現金10万円の「特別定額給付金」を一律給付することを決めた。総務省の特設サイトをもとに申請方法についてまとめた。
給付までの流れ
郵送の場合
(1)自治体から申請書が郵送で届く
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(2)申請書と各資料(本人確認書類、振込先口座が確認できる書類)を郵送で自治体へ送る
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(3)指定口座に振り込まれる
オンラインの場合
(1)専用サイト「マイナポータル(ぴったりサービス)」へアクセス(*PC、スマートフォンどちらからも可。ただし申請手順や必要な準備がそれぞれ異なる。)
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(2)「マイナポータル」で必要事項を記入、「振込先口座が確認できる書類」をアップロード、電子署名をし送信して申請完了
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(3)指定口座に振り込まれる
事前に必要な準備は?
郵送の場合
- 申請者(世帯主)の「本人確認書類」のコピー(運転免許証、健康保険証、年金手帳など)
- 「振込先口座が確認できる書類」のコピー(通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの画面のスクリーンショットなど)
- 印鑑
オンラインの場合
- 申請者(世帯主)のマイナンバーカードを用意 *署名用電子証明書が付加されていなければ申請不可。引越しした場合更新が必要。更新してない場合、失効により役所窓口で再発行が必要。
- マイナンバーカード読み取り対応のスマートフォン(又はPC+ICカードリーダー)を用意
- スマートフォンの場合、アプリ「マイナポータルAP」のインストール。PCの場合、専用サイト「マイナポータル」にアクセス
- マイナンバーカード受取時に設定した暗証番号(英数字6~16桁)を確認 *パスワードを忘れた場合、住民票がある市区町村の窓口でパスワードの再設定手続きが必要。
- 「振込先口座が確認できる書類(通帳やキャッシュカードなど)」を、アップロード用に撮影。
申請書の書き方(郵送)
*申請書には、あらかじめ申請者(世帯主)の情報(住所、生年月日など)、給付対象者と給付合計金額等が記載されている。
*申請書の様式は2種類。「様式1」についても、「様式2」(添付画像参照)とおおよそ同じ内容となる。
1)申請日を記入し下の同意事項を読む
2)申請者の署名と電話番号を記入し、押印。*代理人が給付申請を行う場合は必要箇所に記入
3)申請者の「本人確認書類」のコピーを申請書2枚目に貼り付け「貼付しました」のチェック欄にチェックを入れ、給付対象者の情報を確認する
4)特別定額給付金を「希望する」のチェック欄(対象者全員)にチェックを入れる
5)口座の有無を選択し、いずれかのチェック欄にチェックを入れる
6)「金融機関の口座がある」にチェックした場合、給付金の受取口座情報を記入。「金融機関の口座がない、又は金融機関から著しく離れた場所に住んでいる」にチェックした場合、申請書は郵送せず、市区町村の窓口に提出し受給する。
7)上記口座で市区町村と入出金(引去又は振込)した実績があるか否かについて、チェック欄にチェックを入れる。「なし」にチェックした場合、「振込先口座が確認できる書類」のコピーを申請書2枚目に貼り付け。「あり」にチェックした場合、貼り付け不要。
8)申請書2枚目にあるチェックリストを記入。記入内容を確認し、申請書2枚(本人確認書類、振込口座確認書類が貼付済)を返信用封筒に入れて、市区町村へ返送。
以上でおわり。
(まとめ・韓賢珠、動画・李哲史)