金正恩委員長がロシアを訪問、プ―チン大統領と会談/朝ロ関係発展の新たな全盛期を
2019年04月27日 14:44 主要ニュース地域安全のための戦略的協力強化
朝鮮中央通信によると、金正恩委員長が4月24~26日、ロシアを訪問し、プーチン大統領と会談した。金平海、呉秀容の両党副委員長、李容浩外相、朝鮮人民軍の李永吉総参謀長(陸軍大将)、崔善姫外務第1次官と党中央委員会、国務委員会のメンバーらが随行した。
4月24日未明に専用列車で朝鮮を出発した金正恩委員長は同日18時(現地時間)、ロシアのウラジオストック市に到着。現地で、金正恩委員長のロシア訪問を歓迎する儀式が行われた。
金正恩委員長は訪問期間中、プーチン大統領が催した歓迎宴(25日)に参加したほか、太平洋艦隊戦闘栄光記念碑に献花(26日)し、オレク・コジェミャコ沿海辺境長官が催した昼食会(26日)に参加した。4月26日にウラジオストック市を出発した金正恩委員長は27日未明に帰国した。
金正恩委員長のロシア親善訪問について、同通信は「歴史の風波の中でも世紀をまたいで続いてきた長くも緊密な朝ロ友好の強さを誇示し、両国の伝統的な友好・協力関係を新たな情勢下で新たな時代の要求に即してさらに昇華、発展させるための画期的な転換の契機をもたらした一大事変として、朝ロ友好の団結史に輝かしく記録されるだろう」と伝えた。
単独会談
金正恩委員長とプーチン大統領が25日、ウラジオストック市のルースキー島にある極東連邦総合大学庁舎で対面し、あいさつを交わした。両首脳は両国の国旗を背景に記念撮影後、単独会談を行った。
単独会談では、互いの理解と信頼、友好と協力をさらに増進させ、新世紀に向けた朝ロ友好関係の発展を促すための具体的な方向と措置について合意し、当面の協力問題を真摯に討議して見解の一致を見た。
また、