〈月間平壌レポート 2月〉祝賀ムード溢れる平壌
2019年02月27日 16:38 主要ニュース 共和国統一の春を迎えるために
【平壌発=金宥羅】旧正月(5日)に建軍節(8日)、民族最大の名節である光明星節(16日)、小正月(정월대보름、19日)と2月の朝鮮は名節と祝日が目白押し。街は、終始祝賀ムードで彩られた。一方で金剛山では、北・南・海外の代表たちが参加する2019年初の統一行事が開催された。金剛山に響き渡った「われらはひとつ!」の掛け声は、統一の春の訪れを予感させた。
名節が目白押し
旧正月を迎えた平壌。旧正月は3日間の連休となる。今年の旧正月は5日。8日に建軍節が続いたため4連休となった。旧正月の朝、万寿台の丘には、朝から花束を持った多くの市民が訪れ、主席と総書記に敬慕の情を表した。
また、平壌体育館では、旧正月を祝う音楽舞踊総合公演が開催され、館内は大盛況。三池淵管弦楽団、国立交響楽団、旺載山芸術団、万寿台芸術団をはじめ、朝鮮の有名アーティストらが、旧正月を迎えた市民らを祝福した。
16日の前後には、光明星節を祝う各種イベントが開催された。「第23回金正日花祝典」、青年たちの舞踏会、シンクロナイズドスイミングのエキシビション…。中でも、筆者が心待ちにしていたのは、国内外のフィギュアスケート選手が出演する「第26回光明星節慶祝白頭山フィギュア祝典」だった。過去には、「皇帝」と呼ばれたロシアのプルシェンコ選手など豪華メンバーが出場している。
今年も