〈金正恩委員長の活動・2018年12月〉漁期に際し漁獲を指導
2019年01月16日 11:13 主要ニュース 共和国東海の水産事業所を視察
金正恩委員長は2018年12月、漁期に際して東海地区の朝鮮人民軍管下の水産事業所を相次いで視察した。また、同年10月に朝鮮で初めて行われた「全国靴展示会2018」で1位に輝いた元山製靴工場を訪れ、工場の成果を高く評価した。
漁獲実績を評価
朝鮮で「冬季集中漁獲戦闘」と称し、漁獲量の目標を達成するため漁獲に集中的に取り組むこの季節。金正恩委員長は2015、16年にも同時期に東海地区の水産事業所を訪れ、漁獲量の増加に奮起する漁労工らの指導・激励にあたっている。
朝鮮では近年、水産業の活性化に注力し、朝鮮の実情に沿った漁法に積極的に取り組んでいる。燃油事情の緊張により遠洋漁業が困難なことから、近い漁場で漁獲を行うアンコウ網による漁獲や、漁船の造船などに事業所独自で取り組むなど、国内メディアでは水産業における一定の成果が報告されている。