〈金正恩委員長の活動・2018年9月〉「9月平壌共同宣言」に署名
2018年10月05日 10:56 主要ニュース 共和国北南関係を加速化、和解・繁栄の新時代築く
朝鮮創建70周年を迎えた9月。平壌では北南首脳会談が行われ、金正恩委員長と文在寅大統領が共に「9月平壌共同宣言」に署名した。「9月平壌共同宣言」は、4.27板門店宣言を全面的に履行し、北南関係の発展をさらに加速化させる重要な里程標となる。
朝鮮創建70周年
金正恩委員長は元日の新年の辞で、国家経済発展5カ年戦略遂行の3年目となる今年、経済建設全般において突破口を開くための課題を提示し、朝鮮創建70周年を盛大に記念しようと呼びかけた。これに呼応した人民たちは、全国1240カ所の単位で年間人民経済計画を前倒して遂行し、工場や企業所の改修・現代化を推進。三池淵郡と元山葛麻海岸観光地区など重要プロジェクトの建設に拍車をかけ、経済発展における多大な成果を持って、創建70周年を迎えた。
9月9日、金正恩委員長参席の下、午前には朝鮮創建70周年慶祝閲兵式及び平壌市民パレードが金日成広場で盛大に執り行われ、午後にはメーデースタジアムで、朝鮮創建70周年慶祝中央報告会、大マスゲームと芸術公演「輝く祖国」が開催された。
朝鮮中央通信(9月10日発)は、これを「金正恩委員長の周りに一心団結し、偉大な党の指導に従ってこの地にチュチェの社会主義強国を必ず打ち立てるわが軍隊と人民の剛勇な気概を力強く誇示した大政治祭典として、わが党と祖国の歴史に記されるだろう」と報じた。
北南首脳会談
今年を「北と南にとって共に意義のある年」と位置づけた新年の辞を皮切りに、昨年の緊迫した軍事的緊張状態から、北南の和解・協力ムードへと一転した2018年。