共和国選手権で2つの金／長野初中の李慧京さん、水泳で

【平壌発＝姜イルク】長野初中の李慧京さん（中2）が共和国選手権大会の水泳競技で2つの金メダルを獲得した。在日同胞選手が国内最高峰のスポーツ大会の水泳種目で金メダルを獲得するのは初めて。朝鮮の関係者たちは、13歳の李慧京さんにまだまだ伸びしろがあるとし、今後の成長と活躍に大きな期待を寄せている。

8〜13日まで青春通り水泳競技館では自由形、背泳ぎ、平泳ぎ、バタフライの距離別競技が行われた。これに4.25体育団、水産省体育団、朝鮮体育大学などから選抜された選手らが参加した。

幼い頃から水泳を始めた李慧京さんは、長野県内の大会で優勝しブロック別の大会でも県代表として活躍している。また、今年3月19〜27日まで祖国で国家代表チーム選手らとの合同訓練に臨み、高い評価を受けた。

李慧京さんは今大会で100メートル背泳ぎと200メートルバタフライの2種目に出場。高い実力が認められ両種目とも予選は免除された。

まず11日の女子100メートル背泳ぎ決勝に臨んだ。

4コースの李慧京さんはスタートから先頭に立ち、4.25体育団の選手に競り勝った。