〈月間平壌レポート 7月〉広がる北南の出会い、交流
2018年08月07日 11:09 共和国 主要ニューススポーツ、民間レベルで
【平壌発=金淑美】板門店宣言履行のための分野別北南会談合意に基づいて7月、合意内容が実行に移された。初旬、北南統一バスケットボール大会(4、5日)に参加する代表、選手ら約100人に続き、中旬には南の民族和解協力汎国民協議会(民和協)の代表らが訪問(16〜19日)するなど、スポーツ、民間レベルの北南交流が広がった。
単一チーム見据え
7月も半ばを過ぎて最高気温が30度を超える真夏日が続いている。連日猛威を振るう記録的な暑さが報じられている周辺国に比べれば、カラッとした暑さの平壌の夏は断然に過ごしやすい。それでも街中には日傘や扇子、携帯用小型ファンを手にする人が多く見られるなど、市民にとっては暑さ対策が欠かせないようだ。
一方、金日成広場や平壌大劇場、凱旋広場などの市内各所で大マスゲームと芸術公演「輝く祖国」の練習風景が広がっている。暑さに負けじと練習に励むようすに、周囲からは期待とともにねぎらいの声が聞こえてくる。