〈月間平壌レポート 5月〉平和と繁栄、統一の未来を確信
2018年06月01日 17:17 主要ニュース 共和国歓喜と感動を分かち合う市民たち
【平壌発 盧琴順】5月26日、4月27日の北南首脳会談から29日後に金正恩委員長と文在寅大統領が板門店北側地域の「統一閣」で首脳会談を電撃的に行った。
4月27日の会談で発表された板門店宣言には「定期的な会談とホットラインを通じて、民族の重要問題をいつでも議論し、信頼を深め、朝鮮半島の平和と繁栄、統一に向けたよい流れを拡大していく」明記されている。今回、北南首脳はその合意を実行した。また金正恩委員長は5月7~8日にかけて中国遼寧省大連を訪問し、習近平国家主席と二回目の会談を行った。
翌日の9日には朝鮮を訪問したマイク・ポンペオ米国務長官と会見した。
4月27日の北南首脳会談に歓喜した後も、相次いで伝えられる予想外の出来事に平壌市民たちは金正恩委員長の特出した政治的手腕と精力的な指導によって実現する祖国の平和と繁栄、統一の明るい未来を確信していた。
メーデーの盛り上がり
4月27日、板門店で行われた歴史的首脳会談のニュースは翌日から数日間に渡り朝鮮中央テレビの報道枠で繰り返し放映された。何度見ても新鮮で感動的な場面に市民の目は釘付けになり、そして喜び涙していた。
5月1日、朝鮮では労働者の名節であるメーデーを盛大に祝う。
今年のメーデーの盛り上がりは格別だった。歴史的な首脳会談後の祝日とあって市民たちの喜びはひとしお。 毎年、高確率で雨が降るとされるメーデーだが案の定、天気予報も雨。当日の天気は予報を裏切らず曇り時々雨だった。また最低気温13℃、最高気温20℃。レジャーに快適な天気ではなかったが北南首脳会談後、初めての祝日とあって雨なぞどこ吹く風。牡丹峰をはじめ市内の公園や万景台遊戯場、中央動物園などレジャー施設は多くの人でにぎわった。