〈ようこそ!朝大・朝鮮自然ミュージアム 65〉ガマノセガイ
2018年04月06日 10:37 コラム今回から大同江生物シリーズを紹介しよう。平壌市を流れる大同江に棲む魚類、貝類、甲殻類などの標本だ。まず二枚貝の「ガマノセガイ」。朝鮮名「チンジュトルチョゲ」、直訳すると「シンジュイシガイ」。大同江原産で朝鮮半島のみで生息する固有種である。殻が非常に厚いので大きな真珠核を得られる貝として世界的に有名だそうだ。その殻からつくられた最大級の真珠核も展示している。
(李景洙・朝鮮大学校理工学部准教授)