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〈朝米核・ミサイル問題への視座 8〉対朝鮮国連「制裁」とは

2017年12月08日 11:00 主要ニュース 共和国

二重基準の極致、人権蹂躙行為

国連安保理は、9月12日、朝鮮の水爆実験に対し「制裁決議」第2375号を採択した。朝鮮による繊維輸出の禁止や朝鮮への原油輸出制限などを盛り込んだ。朝鮮外務省は13日、報道を発表。「制裁決議」を糾弾、全面排撃した。

国連安保理は、93年5月、朝鮮の核拡散防止条約(NPT)脱退の決定を保留させるための「制裁決議」第825号を採択した。その後、核実験や弾道ロケット発射訓練のみならず、人工衛星の打ち上げまでも問題視し、「制裁」の対象としてきた。

朝鮮法律家委員会は今年3月に発表した白書で「制裁決議」には適法性がないことを明らかにしている。

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