ICBM「火星15」型試射成功/朝鮮政府が声明を発表
2017年11月29日 14:22 主要ニュース 共和国“国家核武力の完成”宣布
朝鮮中央放送は29日、金正恩委員長の指導の下、新たに開発した大陸間弾道ロケット(ICBM)「火星15」型の試射を行い、成功したと報じた。
朝鮮政府が声明を通じて試射成功を発表した。
ICBMは、29日午前2時48分に平壌郊外でロフテッド軌道で発射され、53分間飛行し、朝鮮東海の目標水域に着弾した。
最高高度は4475kmに達し、950kmの距離を飛んだ。
声明は、「火星15」型は、米本土全域を攻撃できる超大型重量級核弾頭の搭載が可能なICBMで、7月に試射した「火星14」型よりも戦術的・技術的諸元と技術的特性がはるかに優れた兵器システムで、朝鮮が目標としたロケット兵器システム開発の完結段階に到達した最も威力ある大陸間弾道ロケットだとした。
金正恩委員長は試射の成功を見て